スポーツではストレッチをして筋肉が柔らかくなるだけではダメです

こんにちは。

オルカストレッチ代表の伊藤です。

先日、お客様に「スポーツパフォーマンスを高めるためには、ストレッチして筋肉を柔らかくすることが重要ですようね?」という質問をいただいたのですが、こちらの回答に対して半分正解という返答をしました。

今日はそれについてお話ししたいと思います。

筋肉が柔らかくなる意味

ヒトのカラダは、ゴムのような性質を持つ筋繊維が伸び縮みすることで動いています。

例えば、輪ゴムは伸ばせば伸ばすほど縮んだときの反動が大きく、それに伴って遠く飛びますが、筋肉もしっかりと伸ばした状態から縮ませたほうがより大きな力が出るようになります。

ですが、ゴムが硬ければ伸びる範囲は少ないため、遠くへ飛ばすことができませんので、適度に筋肉を柔らかくする必要があります。その方法として、ストレッチがあるわけです。

つまり、ストレッチをして筋肉を柔らかくすることは、正しく力を発揮する上で必要とされる筋肉の状態へを戻すために最適だと考えられます。

柔らかいだけではパフォーマンスは高まらない

ですが、勘の良い方は疑問に思われるかもしれません。

「柔らかすぎたらゴムが切れるのでは?そして戻る力が弱くで飛ばないのでは?」と。

実際、ゴムは柔らかすぎると切れてしまう可能性がありますし、引っ張っても戻る力が弱くて遠くへ飛ばないことも考えられます。柔らかすぎてもパフォーマンスを出すためには物足りない部分があります。

ある程度固いゴムがより遠くに飛ぶように、筋肉もパワーを発揮するためには多少の弾性が必要になります。

それを養うために筋力トレーニングが必要になることもあります。スポーツパフォーマンスを高めたい場合は、筋肉を柔らかくするだけでなく、適度に筋力の弾性を高めるためにトレーニングも取り入れましょう。

まとめ

筋肉を柔らかくすることでパフォーマンスが向上する可能性は十分にありますが、それだけではパフォーマンスが低下する可能性があるということも理解しておきましょう。

オルカストレッチでは、ただ筋肉を柔らかくするだけでなく、筋肉に適切な刺激を与えて体が動かしやすい状態をつくることができますので、興味のある方はぜひ当施設のペアストレッチを体験してみてください(60分コース以上から対応可)。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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